シンガポール入国

シンガポールに入国するには、以下の条件を満たしていなければなりません。

パスポートの残存有効期間
パスポートの残存有効期間は「滞在予定日数+6ヵ月」以上が必要です。
ビザの発給
日本国籍を持つ方は、シンガポール到着時の入国審査で、14日もしくは30日間の滞在が許可されます。14日となるか30日となるかは、入国審査官の判断によります。シンガポール入国後、その許された滞在日を超えて、シンガポールに滞在する場合は、シンガポールの移民局へ延長申請を行います。
出国の手段
原則的には、シンガポール出国のための、次の目的地、あるいは帰国用の航空券(オープンチケット可)が必要です。これはあくまで原則的にということで、実際の入国審査で、帰国用の航空券などの提示を求められることは、ほとんどありません。

これ以外に、シンガポールに入国するに当たって必要なものは、記入済みの出入国カード(D/Eカード)です。往きの飛行機内で配られるので、入国審査前に必要事項を記入しておきましょう。審査で返される半券が、出国カードになります。無くさないように!

※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあります。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認下さい。

シンガポール入国の流れ

  1. 入国審査:チャンギ国際空港に到着後、まず入国審査のカウンターへ進みます。機内で配られる出入国カードにあらかじめ記入のうえ、パスポートと航空券をセットで提示します。
  2. 荷物の受け取り:飛行機内にバッグなどの荷物を預けた方は、荷物受取所へ進みます。便名が表示されたターンテーブルに、自分の荷物が出てきます。万一紛失などのトラブルがある場合は、係員へ連絡します。
  3. 税関:税関は、申告品が有る場合はレッド・チャネル / Red Channel、申告品が無い場合はグリーン・チェンネル / Green Channelという二つの順路に分かれています。申告する物がない場合はパスポートを見せるだけです。

税関と申告について

先に触れたように、シンガポール入国時の税関は、申告品が有る場合は、赤の通関路(レッド・チャネル / Red Channel)、申告品が無い場合は緑の通関路(グリーン・チャネル / Green Channel)という二つの順路に分かれています。

さて、シンガポールは「関税法」が非常に厳格に適用されており、申告する品があるにも関わらずグリーン・チャネルを選択して、それが発覚した場合、最高1万シンガポール・ドルの罰金などに科せられます!

日本の旅行者が通常、申告する品があるケースは、タバコとアルコールです。ことにタバコに関しては、1本から課税対象となっています。タバコを所持しているのにグリーン・チャンネルへ進むこと自体が違法行為となります。手荷物をチェックされて所持が発覚した場合、多額の罰金を徴収されるのでご注意を! レッド・チャンネルに係官がいない場合でも、係員が来るまで待ちましょう。

タバコ
シンガポールはタバコの持ち込みに関して非常に厳しい国です。たった1本のタバコから課税対象となります。もし胸ポケットなどにタバコが入っていながら、うっかり申告しなかった場合でも、高額の罰金を科されます! たとえ1本のタバコでも、申告品があるほうの赤の案内板の通関路で申告します。
個人使用の場合、タバコの持込み制限は400g(2カートン、20箱)まで。課税額は1箱=7.65シンガポール・ドルが目安です。1カートン(10箱入り)で約76.50 シンガポール・ドルの課税額となります。もし、タバコを所持していながら申告しなかった場合、最高1万シンガポールという非常に高額の罰金が科せられます。「知らなかった」といった弁解は一切、通用しません。さらにです。シンガポール国内では、正規に販売されているタバコ1本1本の全てに「SDPC(Singapore Duty Paid Cigarettes)」という印刷がされています。タバコを日本から持ち込だ場合、「SDPC(Singapore Duty Paid Cigarettes)」という印刷は、当然、ないため、税関での納税領収書が必要となります。
アルコール
蒸留酒(ブランデー、ウィスキー、ジン、ラム、ウォッカなど)免税枠は、1リットルまで。ワインとビール類の免税枠は、最高で各2リットルまで。蒸留酒とワインとビール類を合計して3リットルまでとなっています。

※詳細は、シンガポール税関 / Singapore Customsにて。

シンガポール出国

シンガポールを出国する際には、もろもろの手続きにかかる時間を考慮して、早めに空港に着くようにしましょう。飛行機の搭乗の2時間前が目安です。

シンガポール出国の流れ

  1. 搭乗手続き(チェックイン):帰国の航空券を利用する航空会社のカウンターでチェックインします。
  2. 出国審査:チェックインで発券された搭乗券(ボーディングパス)とパスポート、出国カードを係官に提示します。特に問題がなければすぐに済みます。家族連れの場合、家族全員の手続きを一緒にすることも可能です。

入出国に関する疑問・質問

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シンガポール入国時の疑問

シンガポール入国時の税関に関する疑問

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