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熱帯の最先端都市シンガポールを丸ごとガイド!
2013年11月27日(水)・28日(木)の両日、ベンクーレン地区にある南洋芸術学院にて、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン及び日本の5カ国の舞踊家・演奏家がコラボする舞踊公演「MAU(舞う): J-ASEAN Dance Collaboration」が開催されます。
この舞踏公演は、日・ASEAN友好協力40周年記念事業の1つとして国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が企画・制作する舞踊公演です。
演出・舞台構成を手掛けるのは、日本舞踊<宗家藤間流>藤間勘十郎氏。ASEAN各国・地域の歴史・文化を背景とする伝統舞踊の演目を見せながら、随所に日本の歌舞伎の演出技法を駆使することで、新たな舞踊の見せ方を提示する、という斬新な公演です。
出演は、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、マレーシア、そして日本の伝統舞踊のバックグラウンドを持つ若手中心のダンサー及びミュージシャンです。
シンガポールからは、Siong Leng Musical Associationのメンバーが参加します。Siong Leng Musical Associationは、 ユネスコ無形文化遺産にも指定されている中国福建省発祥の伝統音楽「南音(Nan Yin)」、及び伝統演劇「梨園(Li Yuan Opera)」の保存と発展を目的に1941年にシンガポールで設立。国内外で公演を多数行っている舞踊グループです。
各国からの参加者は、2013年6月に東京でワークショップを行っており、舞台セットを組んでの本格的なリハーサルも8月に埼玉県富士見市で行われています。
そして11月からはジャカルタを皮切りに、マニラ、クアラルンプール、シンガポールの各都市を巡回中です。
公演タイトルの「MAU(舞う)」は、藤間勘十郎氏が本プロジェクトのために付けたもので、ASEAN各国の舞踊と日本の歌舞伎舞踊の出合いがどのような舞台に結実するのか? 注目です!